バブル期に流行った恋愛ドラマ 東京ラブストーリー
主題歌は、小田和正のラブ・ストーリーは突然に でした。
50代、60代の方には、かなり懐かしいのではないでしょうか?
2020年、東京ラブストーリーの現在版が放送され話題になりましたね。
小田和正の主題歌に触れつつも1990年代の東京ラブストーリーについて書いてみます。
東京ラブストーリー 主題歌 ラブストーリーは突然に 小田和正
ほんといい曲で昭和の時代を思い出します。
今でもイントロを聞くと、何だかはっとします。
ついつい東京ラブストーリーを思い出します。
小田和正 プロフィール
生年月日 1947年 9月20日生まれ 2022年現在 75歳
出身地:横浜市
高校時代(1960年代)より同じ高校に通っていた小田和正、鈴木康博、地主道夫の3名で活動開始。
フォークグループとして、文化祭などで演奏活動。これがオフコースの原点となる。
大学、大学院進学でもこの3名での音楽活動は続け、ヤマハライトミュージックコンテストに出場。
後に地主が脱退。
1970年 小田、鈴木の2名でオフコースとして本格的にデビュー(全く売れず。)
1976年 ギター松尾一彦、ベース清水仁、ドラムス大間ジローが加わり5名となる。さよならが大ヒット。
1989年 オフコース解散。
オフコース解散後、ソロで活躍をする。
1991年発売 ドラマ 東京ラブストーリーの爆発的大ヒットが功を奏し、主題歌のラブストーリーは突然に、258.8万枚を売るミリオンセラー。オリコンチャート1位を獲得する。
2000年代より「クリスマスの約束」やCM出演など、テレビ出演を積極的に行う。
コンサートツアーも精力的に行い全国を駆け巡る日々。
東京ラブストーリー 織田裕二と鈴木保奈美が主演の切ないドラマだった。
東京ラブストーリーは、1991年放送。
織田裕二が愛媛から就職のため上京した長尾完治(カンチ)役。
鈴木保奈美が、カンチと同じ会社の赤名リカ役を演じました。
リカは天真爛漫な帰国子女のOLという設定。
社内恋愛となる二人の切ないラブストーリーは、多くの若者を魅了。
まだ携帯やネットがない時代の恋愛。
二人はすれ違いを繰り返していきます。
公衆電話で連絡したり、待ち合わせ場所で会えず待ち呆けを食らったり・・。
じれったく、いじらしい恋愛模様が繰り返されます。
今の若い子なら携帯ですぐ連絡が取れますから、ちょっと想像しにくいかも知れませんね。
さとみ役の有森也実、医大生三上役の江口洋介も好演。おでん女が話題に。
カンチの同級生として、さとみ役を演じた有森也実。
カンチはリカに好意を寄せつつも同郷のさとみも気になる存在。
さとみから依頼を受けると断れず、さとみへの恋心も捨てきれず・・・。
煮え切らないカンチにイライラした女性も多かったです。
リカの恋敵としてのさとみですから、このドラマで有森也実はすっかり嫌な女イメージがついてしまいました。
さとみは、東京で幼稚園教諭として仕事をするおっとりした女性。
おでんを煮込んでカンチに渡すシーンも「おでん女」=「媚びを売る女」として
当時は話題になりました。
当時の結婚観では、自由奔放に生きる赤名リカより、大和撫子で生きるさとみのほうが男性受けはよかったんだと感じます。
江口洋介演じる三上もカンチやさとみと同郷、東京の大学に通う医大生という設定でした。
三上もさとみに好意を寄せていましたが、同じ医大に通う彼女役を千堂あきほが演じ、のちに二人は結ばれます。
カンチのふるさと 愛媛を旅したリカ
さとみに好意を寄せるカンチの思いを知り、人知れず涙を流すリカ。
リカの一途な気持ちをカンチにぶつけますが、カンチとの恋愛はうまく行きません。
カンチと別れる前、リカはカンチのふるさと愛媛を一人旅します。
→本当は夜汽車でカンチと一緒に旅することを楽しみにしていたリカでしたが。この願いはかないませんでした。
リカの思いを察したカンチ、愛媛でリカを探します。
そしてカンチが卒業した小学校でリカを見つけ二人は話をします。
伊予鉄道、梅津寺駅での待ち合わせを告げるリカ。
でも、約束より1つ早い電車に乗り、リカはカンチとは会わずに駅を去ります。
→この別れのシーンは今でも泣けてきます。
約束の時刻にダッシュで駅に向かったカンチ。
駅には、リカが残した「バイバイ カンチ」と書いた白いハンカチがかけられていました。
カンチは唖然とします。
リカは電車で一人号泣します。
このシーンは、今でも有名で、梅津寺駅を訪れる人が数多くいます。
東京ラブストーリー最終回、かなり微妙な終わり方だった。
忘れもしない東京ラブストーリー最終回。
愛媛での別れから数年後、東京都内で偶然にリカ、カンチ、さとみが道でばったり再会します。
ここでリカは、カンチとさとみが結婚したことを知ります。
カンチと二人っきりで少し話をするリカ。
カンチはリカの近況をたずねますが、リカは多くを語らず。
二人が付き合っていた当時と同じように、せーので後ろをむいて二人は去り、東京の人混みに紛れました。
最後に主題歌「ラブ・ストーリーは突然に」が流れ、番組終了。
リカとカンチが結ばれることを願っていた視聴者女性には、ちょっと失望する最終回でした。
まあドラマですからね。
思うところは多々ありますが、こんな感じで終了でした。
当時、私はまだ20代前半。このドラマでよく涙していましたね。
バブル期でドラマも豪華なつくりだったのを覚えています。
東京ラブストーリー また見たくなりました。
織田裕二、鈴木保奈美、そして私も50代となり、おじさん、おばさんになりました。
コメント