あいみょん
こんな素敵な歌手が2000年代に誕生するとは思いませんでした。
今の時代を反映してYOU TUBEやらネット配信を駆使して誕生したアーティストです。
10作目のシングル
「裸の心」は、あいみょんデビュー10作目のシングル曲。
ドラマ「私の家政婦ナギサさん」主題歌となりテレビでもよく聞かれるようになりました。
50代の私が、はからずしも胸キュンした曲、あいみょんを知るきっかけとなったのがこの「裸の心」です。
少しだけ 少しだけ そう思わせて
今 私 恋をしている 裸の心 抱えて
たまたま聞いていたラジオでこの歌詞を聞いて、鳥肌が立つほど感動したのを覚えています。
ちょっとハスキーがかった低めのVOICE,何だか物悲しい曲調かつ胸にズドンと響く悲愁とこれからの恋の成就を願うであろう歌詞。
せつない恋をしている女の子をイメージしているのかな?
歌っている人、あいみょん?
いったい誰それ?
ラジオ聞いた後にネットであいみょんについて調べました。
あいみょん出身地
兵庫県西宮市の出身。根っからの関西人でした。
1995年3月6日生まれ、今年27歳の若いアーティストです。
家族
あいみょんのお父さんは、音楽関係のお仕事。音響などを行うエンジニアとか。お父さんの影響もあり、小さい頃から音楽は身近なものでした。
お父さんからエレキギターをもらったのが中学の頃。でもこのギターはあまり使わず、その後、ギターをよく弾くALT(英語ネイティブの先生)が、母国のアメリカに帰国する際に置き土産だったエレキギターをさわるようになり、そこから作曲をしていたそうです。
兄弟が多く、6人兄弟の二女。
家族は8人(父、母、姉、あいみょん、妹、弟、弟、弟)
2020年8月、鶴瓶さん司会のA-Studio(TBS)に出演
このA-Studio、なかなか感動的でした。西宮の話で盛り上がっていました。鶴瓶さんも西宮在住なので共通の話題も多いのでしょうね。
あいみょんの中学時代の同級生が出演。多感な思春期時代。好き勝手言い合ったり励ましあったりしながら、あいみょんが大人に成長していく姿。当時は、誰もあいみょんが歌手になるとは思っていませんでした。
あいみょんが路上ライブで歌っている時に、友達は一人だけずっと見に行っていたとか。
お客が3人しかいない時も身に行った友達。いい友達ですね。
あいみょん上京秘話
20歳、あいみょんが西宮から上京する時、当時のあいみょんはお金がなくて夜にトラックで上京することに。中学の友達が集まって実家まで見送りに来てくれ、手紙を渡したりして、あいみょん「東京に行くのやめる」となったりしながらも涙、涙の別れ。(こちらももらい泣き)
番組最後
鶴瓶さんがまとめのエンディング。感極まった鶴瓶さんは「みんな中学時代に戻ったんですね。最後に友人が『あいみょん、よろしくお願いします』って大人の顔になったのを凄く良かったですね」と涙ぐみながらスピーチを締めくくると、あいみょんも貰い泣き。
あいみょんは「裸の心」を歌い番組終了。
なんとも感動的なすばらしい番組でした。あいみょんの飾らない人柄がにじみ出ていました。
感動的なA-Studioの後、鶴瓶さんは自身のラジオ番組にあいみょんをゲストで呼び、再度感謝しています。
あいみょんラジオ出演
provider: youtube
url: https://www.youtube.com/watch?v=dwV220zbj1U&t=177s
src: https://www.youtube-nocookie.com/embed/dwV220zbj1U?start=177&feature=oembed
src mod: https://www.youtube-nocookie.com/embed/dwV220zbj1U?start=177
src gen: https://www.youtube-nocookie.com/embed/dwV220zbj1U
裸の心は、あいみょんの実体験?
そこはわかりませんが、若い女性の恋愛模様をうまく表現しています。
出だしの歌詞がしみますねー
1人でいるつもりだろう
だんだん自分を憎んだり
誰かを羨んだり
きっと、いくつか恋をするもののなかなかうまく行かない。
次こそは、と思うもののうまく進めない。
自分はダメなのか?うまく行っている友人がうらやましい・・。
いったいいつまで一人でいるんだろう。
こんなつもりではなかった。私も誰かと一緒に幸せな時間を過ごすはず、だった。
切ない乙女心も響きますね。
そして今、この悩める女性は新しい恋をしているのです。
もう一度、まっさらで純粋な気持ちで男性と向き合っているのです。
それがサビの部分
少しだけ 少しだけ そう思わせて
今 私 恋をしている 裸の心 抱えて
次こそは、どうかこの恋が実りますように。
そうした切実な願いが響きますね。
恋の行方は誰にもわかりませんが、少しでも少しでも幸せな時間が過ごせますように。
そんな願いがこもっている、恋愛に悩める女子の応援歌かも知れません。
50代になった私は、若い時のように恋に悩むことはなくなりましたが、
「裸の心」は、中年のおばさんになった私にも、
失恋の切なさや次の恋の始まりに不安やらワクワクする気持ちを懐かしく思い出させてくれました。
素敵な歌詞やメロデイーを作る若いあいみょんに脱帽です。
これからも応援します。いつかコンサートも行ってみたいなあ。
コメント